アダルトチルドレン



アダルトチルドレンという言葉を聞いたことがありますか?機能不全家族で育った人達のことを、俗に「アダルト・チルドレン」と呼びます。機能不全家族とは、親が病気を患っていたり、アルコール依存症などであったことから「親」としての機能を果たさず、心を傷つける言葉や、暴力が日常的にあったり、子供のケアが十分に行き届いていない家族のこと。そのような環境で育つと、大人になってからも、フラッシュバックなどで「過去の心の痛み」が現在の出来事で掘り起こされたりして、生きる辛さを感じたり、不本意に愛すべき人達を傷つけてしまったりすることもあります。

この言葉は1970年代にアメリカのケースワーカー達が使いはじめた言葉。語源は「現在機能不全家族にいる子供達(Children of dysfunctional family)」と「過去に機能不全な家庭で育った人達(Adult Children of dysfunctional family)」とを区別する為に使われ始めたそうです。日本にこの言葉を紹介した臨床心理学者のひとりである西尾和美によると、親の管理下にある子供が自発的に自分の状況に向き合うことは、残念ながら難しいことであるのに対し、アダルトチルドレンの場合は、大人になる過程で、育った環境を認識し、責任を持って自己の癒しに向き合おうとする真摯な決意と誇りが含まれている、と言います。

今日、この言葉にフォーカスした理由はまさにそこにあります。自分をアダルトチルドレンの一人、と認識することは、勇気のいる大きなステップ。でも、それには、自分がもう過去の状況に左右される無力な存在ではなく、積極的に自己の権利と責任を果たしていく、という前向きな姿勢が含まれています。過去を辿り、認めること、それだけでもすでに深い癒しが始まります。気づきに遅い早いはありません。ゆっくりと過去を辿りながら、子供の頃の自分の気持ちをわかり、労ってあげることで、深いレベルでの癒しがはじまり、今のあなたが少しずつ、必ず変わっていきます。







自分を信じる。。。



自分を信じる、ってどういうことでしょう?

自分が正しいという確信を持って日々の行動や決断を下していく。
それとも、自分の感じることを、素直に受け止め、
「もしかしてそうなのかな」と思うことでしょうか?

今まで何も考えずに、自分の進む道を黙々と進んできたあなたかもしれません。
これでいいんだと、ただただ、思いながら。。。
それがある日、ふと疑問を持ち始める。

きっかけは、自然に沸き上がる自分の気持だったり、最近起きた出来事だったり。。。
そしてその疑問がどんどん大きくなって、
眼をそらしても、隠せなくなってしまう。

今まで、確かに感じられていた自分の土台が揺れ動き、崩れ落ちていく。。。
自信が持てない気持ち。。。
不安や恐れ、そして怒りまでも出て来るかもしれません。

そんな時は、今までのあなたの人生哲学が
またより大きく、幅広く器を広げるために変化の時期を迎えているだけのことかもしれません。
諸行無常 ー この世のものは、姿も本質もすべてが常に川が流れるごとく変化している。
よりあなたらしい、さらにイキイキとしたあなたに生まれ変わっていくには
今まで培ってきたものを、手放さなくてはならない時もあるかもしれません。

一旦、手放してみることで
失ったものの大きさと
そして、得たものの大きさを噛み締めることができるのでしょう。

自分に真摯に向き合って、日々感じる疑問を受け止め消化していくプロセスの中で
今まで確かに感じていたものが、確かでなくなる。。。

それは、自然の流れのひとつ。
不安や恐れはあって当たり前かもしれません。
しかし、そこをあなたらしくベストを尽くして乗り越えていくこと
それが、自分を信じて生きていく、ということなのかもしれません。

俗に言う「きちんとした」やり方でなくても
それがあなたらしいやり方ならば
あなたが自分で決めたことならば
自分はこれでよかったんだ、と納得のいく生き方になっていくことでしょう。

幼少期の想い出



先日、スーパバイザーのG先生のお部屋にこんなすてきなカードが飾ってありました。思わず目にとまって眺めていると、この絵にまつわるこんな話を教えてくれました。

イギリス人のG先生が小さい頃すんでいたのは、片田舎の海辺の街。夏になると3つ違いの姉とよくこのような防波堤の上を歩いて渡っていたんだそうです。夏といえど寒いイギリスの片田舎で、子供ながらに毎年夏が待ち遠しく、二人で夕方暗くなるまで繰り返し渡りながら、飽きずに遊んでいたそうです。

今はイギリスとシドニーと離れて住む姉妹。去年、お姉さんがガンの手術を受け、今無事に回復への日々を送っている中、シドニーにいるG先生がこのカードをみつけて2枚買い求め、1枚を姉に送り、1枚は自分の部屋にと、お互いに飾って眺めているということでした。

曇りがちなイギリスの夏の海で遊ぶ女の子の赤いドレスに込められた想い。普段プライベートなことは話さないG先生がお姉さんの回復を祈る気持ちがじんわりと伝わってきました。

遊び心



早朝、犬の散歩で森の奥深くへ入っていったら。。。なんと木にカメの小さいぬいぐるみが!!!
誰が置いたのでしょう?
いい具合に枝に乗っかっています。
「豚もおだてりゃ。。。」とは言いますが
「カメもおだてりゃ。。。」なんですかね?

そこで、ふと
「あ、また、日常に遊び心を忘れている!」と思い出しました。

お陰で帰り道は犬と「もしもしカメよ、カメさんよ。。。」
の歌を歌いながら帰りました。

何気ない毎日。。。
こういうミステリー、素敵ですね。

カメさん、
ありがとう!


自分に忠実に。。。


心に忠実に。。。

簡単なことのようで、容易ではないですね。

家族といたり、友達といたり、同僚といたり、人と一緒の時は特に自分に忠実に、あるがままの気持ちを素直に出せる時は、限られてくる場合も多いかと思います。

そんな中、一人でいる時こそは、心して自分に忠実に
きままにひとときを過ごしてみませんか?

まずは、目を閉じて深呼吸をしながら、
自分の気持の発信地は大体この辺かな?
と身体の感覚を追ってみてください。

そして中核と思われる部分を探し当てたら、
その部分にやさしく話しかけてみてください。

「こんにちは。。。」

「元気?このごろどうですか?」

「気遣ってあげていなくてごめんね。。。」

と言う風に。。。

静かな時の中、やさしく呼吸を続けて行くと
ふと、心の気持ちが伝わってくるかと思います。

1日、3分でも5分でもかまいません。
自分にやさしく話しかけてあげてみてください。
きっと、自分でも気づいていなかった発見があると思います。

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プロフィール

かおる

Author:かおる
父の転勤をきっかけに、シドニーに住み始めて38年の心理カウンセラー。シドニー湾沿いののどかな街の小さなカウンセリング・ルーム(+シティのタウンホールクリニック)で、みなさんだれもが持っている「自己本来の輝き」を取り戻せるようお手伝いさせていただいています。

カウンセリングルームの詳細はwww.eastsidecounselling.com.au
をご覧下さい。

夫と22歳のひとり息子、そして13歳の元気なおじいちゃんわんこ(パグとジャックラッセルのミックス犬)が家族です。

心の辛さ、って目に見えにくいので、意外と自覚しにくのかもしれませんね。だから、ケアを怠り、ついつい自分を叱咤激励して先へ先へ進もうとしてしまう方も多いのではと思います。
このページは、そんなあなたに「ちょっと、小休止」の機会となり、たまには、あなたの「こころ」から届くメッセージに耳を傾ける、きっかけになれば、と思います。
ブログを通じて、みなさんと一緒に「こころの癒し」や「自分を大事にすること」また、「自己セラピー」等について色々な角度から考えてみたいと思います。
ぜひお気軽にご意見や質問などお寄せくださいね。
お待ちしています。

eastsidecounselling@bigpond.com

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