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自己認識を高め、自己を守る!

「自分自身の現状を認識して自分を守ろう!」
AWARENESS & BOUNDARIES

みなさんはご自分が今どんな気持ちでいるのか、そして自分の体調がどのような状態なのかおわかりですか?簡単そうな質問ですが、自分の気持ちや身体の状態をしっかり認識するということは意外と難しいものですよね。今、この文章を読みながらも、今朝、子供にどなってしまったことが尾をひいて罪悪感を感じながら読んでいらっしゃる方、または、この記事は一体何を言おうとしているのだろう、と集中して読んでくださっている方、と人様々かと思います。一番わかり易いのは、たとえば、朝起きた時。その時によって、今日は気分がすぐれている、今日はなんとなく気が重いなど、きっとみなさんは感じられることと思います。そのおぼろげながらの「なんとなく…」という微妙な感覚こそが、とても大事な自己認識の第一歩につながります。現在の自己の状態に気づき、深い無意識レベルにある気持ちなどまでを意識下で把握することによって得られるAWARENESSは、洞察(INSIGHT)という風にも訳されると思います。

自己認識は大切な土台
この深いレベルでの自己認識は、心理セラピーでも基本的な土台とも言える大切な第一歩ですが、これをフルに把握するのは、なかなか難しいものかもしれませんが、ちょっとした自己への気遣いでだんだんわかってくるものです。先ほどの「なんとなく…」に加え、自分が心で感じている感情、五感で覚知している音、匂い、味、光景などの情報、身体が微妙に感じている痛みや感触、頭の中で考えている事柄などがまず主な事項といえます。自分自身の現状を把握することがなぜ大切かというと、それが自己を深く理解するカギになる他、自分を守るためにも欠かせないことだからです。日々、色々な人と交わる中、自己の現状を自覚することによって、その場の雰囲気や相手の勢いに流されず、不意の出来事にも冷静に対処し易くなるからです。

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冷静な判断で自己を守る
たとえば、近所のカフェに行ったとします。そこで注文を聞きに来たウェイトレスが非常に感じ悪い対応をした場合、あなたの反応はどうでしょう?「私が何か気に触るような態度をしてしまったのかしら」と迷う人もいるでしょう。そんな場合、この自己認識が非常に役にたちます。人との他愛ないふれ合いは、互いの接点で、まるで化学反応のような現象が起きるからです。その接点では、自己の現状と相手の現状が混ざり合ってどこが自分の領域かがわかりにくくなりがち。こんな時、まず、自分の現状を認識できていれば「私は健康状態もいいし、ここに来るまでは気分も優れていたし、特にウェイトレスに対して感じ悪くした記憶もないから私が原因で彼女の態度が悪いのではない」という風に胸を張って思え「きっと彼女がイライラしているんだ」と理解でき、あとくされもなく自分の問題ではないと判断できます。このようにきちんと判断できることで、ムダなストレスで悩むこともなく、結果的に自己を守れるのです。

イライラのぶつけあいはマナー違反
しかし、もし、その日は生理前でホルモンの状態が悪く、朝から夫と口論していてイライラしている自分の状態に気がついたとします。すると「もしかしたら私の口調や態度も変だったかもしれない」または「自分は、生理前だからついつい過敏になりがち」という可能性がでてきます。そして「今日の自分はそういう状態だから何があってもあまり真剣に考えこまないようにしよう」と自分を守る為の予防線を張ってポジティブに転換してゆけるのです。また、そういう自分のイライラを他の相手にぶつけないように「今日は夫や子供に対しても怒鳴らないようにしなきゃ」と気をつけることができます。自分のイライラを相手にぶつけないというのは対人関係で最低限のマナー。親しき仲であっても大切なことかもしれません。こうして自己の微妙な現状をまめにチェックし、自覚を高めると、自分を多少なりとも客観的にみる、という癖もできて、自分の現状をより明確に把握することができます。

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相手への想像力は、相手への理解
すると夫との口論でも「今日は生理前でもないし、私はイライラしていないから夫の方がもしかして仕事上のイライラでもあるのかな?」とどちらが原因で口論に至っているのかがわかり易くなります。もちろん両方ともが原因である場合もあると思いますが、そんな時も一歩離れて自分の現状を認識し、相手の現状へもちょっと想像力を働かせてみてください。つまり、自己認識をチェックする癖がつくと、相手への想像力を養ういい練習にもなり、相手のイライラムードに引き込まれにくくなります。すると、多少なりとも摩擦が減り、イライラも冷めてくる場合も多いのではないでしょうか。もし、想像力を働かせた末、夫も仕事上のストレスでもあるのではという場合は、そう思うことで「夫もきっと色々あるんだろうな」と相手の状況を気遣う気持ちが芽生え、いつもなら「カーッ!」と来るような状況であっても「どうしたの?今日なにかあったの?」という気遣いの言葉へ変換できます。その上、「私はあなたのイライラの原因ではないよ」というメッセージに加え、「あなたのイライラのはけ口を私にしないで!」という2つのニュアンスをアピールできるのです。ここで、相手の自己認識が低い場合、相手が自己のイライラを素直に認めない場合もあるとは思いますが、まず、こちら側の態度を変えることによって相手との接点で違った現象が起き、繰り返し根気よくがんばれば、確実に相手とも更に深いレベルで通じ合えるようになるのではないでしょうか。そして自分のイライラが原因で口論に至った場合は「ごめん、今日ちょっとイライラしてたから」と謝れるようになれれば素晴らしいことですね。このように自分のイライラ、そして相手のイライラがはっきりわかるようになると自分のイライラを相手にぶつけない、また相手のイライラも受け止める必要はない、ということがわかってきます。

自己が変わると周りも変わる
そして、これをまず家族の中で、自分ひとりでも実行してみてください。すると不思議と周りも自分の変化を微妙に感じ取って態度に変化が見えてくることでしょう。ほんの小さいことかもしれませんが、必ず毎日の生活に違いがでてきます。なお、この自己認識は、毎日何度か自分自身に問いかけてチェックするのを習慣づけたり、瞑想をするとさらに高める事ができます。忙しい毎日、ストレスやイライラ回避で自己を守り、交わる人々とも快適な時間を共有できるよう、よろしければお試しください。コメントや、質問など、お気軽にどうぞ!           
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プロフィール

かおる

Author:かおる
父の転勤をきっかけに、シドニーに住み始めて38年の心理カウンセラー。シドニー湾沿いののどかな街の小さなカウンセリング・ルーム(+シティのタウンホールクリニック)で、みなさんだれもが持っている「自己本来の輝き」を取り戻せるようお手伝いさせていただいています。

カウンセリングルームの詳細はwww.eastsidecounselling.com.au
をご覧下さい。

夫と22歳のひとり息子、そして13歳の元気なおじいちゃんわんこ(パグとジャックラッセルのミックス犬)が家族です。

心の辛さ、って目に見えにくいので、意外と自覚しにくのかもしれませんね。だから、ケアを怠り、ついつい自分を叱咤激励して先へ先へ進もうとしてしまう方も多いのではと思います。
このページは、そんなあなたに「ちょっと、小休止」の機会となり、たまには、あなたの「こころ」から届くメッセージに耳を傾ける、きっかけになれば、と思います。
ブログを通じて、みなさんと一緒に「こころの癒し」や「自分を大事にすること」また、「自己セラピー」等について色々な角度から考えてみたいと思います。
ぜひお気軽にご意見や質問などお寄せくださいね。
お待ちしています。

eastsidecounselling@bigpond.com

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