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アダルトチルドレン



アダルトチルドレンという言葉を聞いたことがありますか?機能不全家族で育った人達のことを、俗に「アダルト・チルドレン」と呼びます。機能不全家族とは、親が病気を患っていたり、アルコール依存症などであったことから「親」としての機能を果たさず、心を傷つける言葉や、暴力が日常的にあったり、子供のケアが十分に行き届いていない家族のこと。そのような環境で育つと、大人になってからも、フラッシュバックなどで「過去の心の痛み」が現在の出来事で掘り起こされたりして、生きる辛さを感じたり、不本意に愛すべき人達を傷つけてしまったりすることもあります。

この言葉は1970年代にアメリカのケースワーカー達が使いはじめた言葉。語源は「現在機能不全家族にいる子供達(Children of dysfunctional family)」と「過去に機能不全な家庭で育った人達(Adult Children of dysfunctional family)」とを区別する為に使われ始めたそうです。日本にこの言葉を紹介した臨床心理学者のひとりである西尾和美によると、親の管理下にある子供が自発的に自分の状況に向き合うことは、残念ながら難しいことであるのに対し、アダルトチルドレンの場合は、大人になる過程で、育った環境を認識し、責任を持って自己の癒しに向き合おうとする真摯な決意と誇りが含まれている、と言います。

今日、この言葉にフォーカスした理由はまさにそこにあります。自分をアダルトチルドレンの一人、と認識することは、勇気のいる大きなステップ。でも、それには、自分がもう過去の状況に左右される無力な存在ではなく、積極的に自己の権利と責任を果たしていく、という前向きな姿勢が含まれています。過去を辿り、認めること、それだけでもすでに深い癒しが始まります。気づきに遅い早いはありません。ゆっくりと過去を辿りながら、子供の頃の自分の気持ちをわかり、労ってあげることで、深いレベルでの癒しがはじまり、今のあなたが少しずつ、必ず変わっていきます。







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プロフィール

かおる

Author:かおる
父の転勤をきっかけに、シドニーに住み始めて35年の心理カウンセラー。シドニー湾沿いののどかな街の小さなカウンセリング・ルーム(+シティのタウンホールクリニック)で、みなさんだれもが持っている「自己本来の輝き」を取り戻せるようお手伝いさせていただいています。

カウンセリングルームの詳細はwww.eastsidecounselling.com.au
をご覧下さい。

夫と21歳のひとり息子(大学中退するって?何?!)、そして11歳の元気なわんこ(パグとジャックラッセルのミックス犬)が家族です。

心の辛さ、って目に見えにくいので、意外と自覚しにくのかもしれませんね。だから、ケアを怠り、ついつい自分を叱咤激励して先へ先へ進もうとしてしまう方も多いのではと思います。
このページは、そんなあなたに「ちょっと、小休止」の機会となり、たまには、あなたの「こころ」から届くメッセージに耳を傾ける、きっかけになれば、と思います。
ブログを通じて、みなさんと一緒に「こころの癒し」や「自分を大事にすること」また、「自己セラピー」等について色々な角度から考えてみたいと思います。
ぜひお気軽にご意見や質問などお寄せくださいね。
お待ちしています。

eastsidecounselling@bigpond.com

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