こころにやさしいひとりごと/日本人カウンセラー・イン・シドニー
シドニー在住の日本人心理カウンセラーのブログです。何かとストレスの多い毎日。みなさんが多少なりとも「ほっ」とこころ休まる「ひとりごと」を連ねてゆけたらと願っています。どうぞよろしく!
幼少期の想い出
- Posted at 2014.05.15
- lインナーチャイルド

先日、スーパバイザーのG先生のお部屋にこんなすてきなカードが飾ってありました。思わず目にとまって眺めていると、この絵にまつわるこんな話を教えてくれました。
イギリス人のG先生が小さい頃すんでいたのは、片田舎の海辺の街。夏になると3つ違いの姉とよくこのような防波堤の上を歩いて渡っていたんだそうです。夏といえど寒いイギリスの片田舎で、子供ながらに毎年夏が待ち遠しく、二人で夕方暗くなるまで繰り返し渡りながら、飽きずに遊んでいたそうです。
今はイギリスとシドニーと離れて住む姉妹。去年、お姉さんがガンの手術を受け、今無事に回復への日々を送っている中、シドニーにいるG先生がこのカードをみつけて2枚買い求め、1枚を姉に送り、1枚は自分の部屋にと、お互いに飾って眺めているということでした。
曇りがちなイギリスの夏の海で遊ぶ女の子の赤いドレスに込められた想い。普段プライベートなことは話さないG先生がお姉さんの回復を祈る気持ちがじんわりと伝わってきました。
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