友よ、しばしの別れ...



季節感をほとんど感じる事のないシドニーで唯一、夏がやってくるんだな〜!と思わせてくれるのが、ジャカランダ。今年も見事に咲いてくれました。そして、だんだん、もうそろそろ終りかな?と思わせる程、むらさきの蛍光色のカーペットが路上で、また公園で見られるようになってきました。

今の時期はHSCが終わった高校生達が、今までの苦労とおさらば!友だちともお別れをして、大学や就職へと自分の新しい道へとそれぞれが進んでいく時期。そんなことから、ジャカランダはシドニーの「さくら」的存在、ともいえるのかもしれません。幻想的な美しさいっぱいに咲き乱れて、楽しませてくれながらも、1つが終り、新しい未来が続くんだよと思わせてくれる瞬間。満足感、達成感、将来への希望に混じって、人生のはかなさや寂しさも感じさせてくれます。

今年のジャカランダも、素晴らしく咲いて私のこころを和ませてくれましたが、大切な友との別れも待っていました。息子さんが学業を終えて、日本へ帰国する友。他愛ないことで笑ったり、励ましあったり、また、こころを痛めたり、互いにあるがままの自分で日々の雑感をテキストしたり、語り合ってきました。「中年」とはいえ、「思春期」のように、こころをぶつけあってきたような気がします。

友情は流動的...まるで生き物のように、時を止めることも、関係をそのままのかたちで続けることはできません。それでも、お互いが違う頭の空間で毎日を過ごしながらも、いつ会っても、どんなにブランクがあっても、昨日の話しの続きのような感覚で話しができる友。ありがたいことに、私にはそんな宝物のような数名の友がちらほらと世界中に散らばっています。いつも会えない悲しさはありますが、再開した時の喜び、それは、言葉でいい洗わせない程、こころ和むひととき。

今年のジャカランダがすべて散り終わる前に去っていってしまう友。彼女ともまた、そんなキラキラしたひとときを共有していくことが、できるといいな、とこころから願っています。私にとって、友は人生という旅のパートナーであり、先生であり、自分のこころの鏡。わがままな私、やさしい私、子供みたいな私、思いやりのある私、情けない私といろいろな私の顔を映し出してくれます。

緑の葉が多くなり、むらさきの花が残り少なくなったジャカランダ。私のこころも、寂しさでいっぱい...でも、「また、来年も咲くからね!」というジャカランダのささやきを聞くことで、こころが癒されていきます。私も、次の再会に備えて恥ずかしくない友でいられるように、また、毎日の一瞬、一瞬と向き合って行こう!と大事なことに気づかせてもらいました。日々のひとときをムダにしないように...私にとって大事な人々、大事なことを見失わないで生きていきます。


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プロフィール

かおる

Author:かおる
父の転勤をきっかけに、シドニーに住み始めて38年の心理カウンセラー。シドニー湾沿いののどかな街の小さなカウンセリング・ルーム(+シティのタウンホールクリニック)で、みなさんだれもが持っている「自己本来の輝き」を取り戻せるようお手伝いさせていただいています。

カウンセリングルームの詳細はwww.eastsidecounselling.com.au
をご覧下さい。

夫と22歳のひとり息子、そして13歳の元気なおじいちゃんわんこ(パグとジャックラッセルのミックス犬)が家族です。

心の辛さ、って目に見えにくいので、意外と自覚しにくのかもしれませんね。だから、ケアを怠り、ついつい自分を叱咤激励して先へ先へ進もうとしてしまう方も多いのではと思います。
このページは、そんなあなたに「ちょっと、小休止」の機会となり、たまには、あなたの「こころ」から届くメッセージに耳を傾ける、きっかけになれば、と思います。
ブログを通じて、みなさんと一緒に「こころの癒し」や「自分を大事にすること」また、「自己セラピー」等について色々な角度から考えてみたいと思います。
ぜひお気軽にご意見や質問などお寄せくださいね。
お待ちしています。

eastsidecounselling@bigpond.com

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