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トラウマと仲良く。。。



「三つ子の魂百まで」と言われていますが、その言葉の通り、あなたの生まれ持った本質的な性格と幼児期にどう育てられたかはあなたの人格形成に大きな影響を与えると言われています。でも、だからと言って逆境で育った人は一生そのトラウマを抱えて辛い思いをして生きるという意味ではありません。大事なことは、あなたが持ち前の本質を生かしてトラウマとどう付き合っていくかで新たなる可能性がたくさん生まれてきます。

例えば、3人姉妹なのに自分だけ父親に蔑視され厳しく育てられたとします。幼児期の子供にとって父親は全てを司る「神」のような存在である上、子供は親を変えるわけにもいかず、ひたすら与えられたものを受けていくしかないので、難しい家庭環境といえるでしょう。大人になった今、そんな環境で育った自分を近所の3歳の女の子と想定してみてください。その子はどんな苦しみがあったでしょうか?子供にとって親を嫌いになることは非常に難しいことなので、蔑視されればされる程、何度も「私を認めて、愛して!」と向かってゆき、うちひしがれた思いで、暗い居心地の悪い部屋でひとり三角座りをしているイメージが浮かぶかもしれません。

トラウマと上手に付き合うということは、その子の隣に座ってその子のペースで気持ちをわかってあげて「いつも側にいるから大丈夫だよ」と信頼してもらうことから始まります。最初は目も合わせてくれないかもしれませんが、徐々に徐々に「ひとりで心細かったよね」「あなたがどんなに辛かったか私はよくわかっているよ」とひたすら気持ちをわかってあげてください。その内、一歩一歩その子が目を合わせてくれるようになり、心を開いてくれて、あなたと一緒に日常の小さな喜びを分かち合うことができるようになってくることでしょう。これがトラウマと仲良くするひとつの方法です。すると徐々に心が楽になり、お腹の底からの笑顔で笑っている自分に気づくかもしれません。3歳の子は「泣いたカラスがもう笑った!」的にどんな辛い状況を耐え忍んできていても大人のあなたからの愛情を受け入れる素直さと力強さがあるからです。その子と仲良くすること、それは、あなた本来の輝きを大切にすることに繋がるはずです。
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節目に挑む!




どんなにしっかりしている人でも、自分の生き方に疑問を持ったり、今までのやり方がどうしても上手くいかず、辛くなる事はあると思います。軸がブレているからとか、頑張りが足りないからとかいうことではなく、「なんだかしっくりこなくなること」は誰にでもあります。そんな時は気分がなかなか切り替えられなかったり、今まで通用していた気分転換法の効果が得られなかったり、モヤモヤした気持ちが続くかもしれません。まるで自信を失ってしまったように不安に駆られるかもしれませんが、そんな時、自分は人生の節目にいるのかな?と思ってみる事で、物事が良い方向へ行く可能性が出てきやすくなるかと思います。つまり、今までよりも更に自分らしく、肩肘の力の抜く時期がきているのかもしれません。



その為に必要なものは何か?必要でないものは何か?あなただけの優先順位を書き出してみると色々と見えてくる筈。誰に見せるものではないので100%正直に書いてみてください。夫や子供のいる方はつい彼らを優先しがちですが、できるだけ自分中心の視点から本音で書くと収穫大!もちろん、「家族」の優先順位も高いかもしれませんが、家族のために本当に役に立てるのは、自分が心身共に健康である時。不調を感じながらの自己犠牲の上に本当の意味での幸せは成り立ちません。家族の幸せがあなたの幸せであるように、あなたの幸せもまた家族の幸せだからです。



そして「節目」というと「変化」と「選択」がキーワード。古いやり方から新しいやり方へ移行するストレスの多い時期でもありますが、不必要なものを削いで脱皮した「次元の高い自分」をイメージしながら進んでみるのも一案です。転んでもまた起き上がればいい、人生、何度でも書き換えができるというポリシーであなたらしく挑んでみてください。

身体は正直。。。





身体は正直。。。

カウンセリングでは「身体は正直」という言葉をよく使います。どういうことかというと、心の中で迷っていたり、怒りや悲しみがあっても外見にはわかりませんが、身体は正直で、どこかに必ずサインが表れている筈だということです。



例えば、知り合いに心ない一言を言われて傷ついていたとします。通常なら上手に受け流していける自分がいる筈なのに、落ち込んでしまっている自分がいる場合、頭レベルの認識では、「これぐらいのこと、受け流せる筈だからこんなことでクヨクヨしてないで先へ進もう」と言い聞かせているかもしれません。常に向上して強くありたいと願う人ほど、ネガティブな自分を許しにくいもの。しかし、受け流して先へ進むにはまず、自分の感じている感情を自分に許し、受け入れ、認めるというステップを踏むことで先へ進みやすくなります。



まず、目を閉じて、その悲しみや怒りを身体のどこで感じているか探ってみてください。すると必ずどこかが重く感じたり、キリキリしていたりする筈です。身体の場所がわかったらこちらのもので、認識ができたことになりますから、目を閉じてそこをさすってあげたり、傷付いた自分との対話の窓口として使ってください。さすりながら「酷いことをいうよね、傷ついて当たり前だよ。もうあの人とはあまり関わらないようにしたらいいね」と重く感じる部分を自分の大事な親友だと思って慰めてあげてください。そして十分に気持ちをわかってあげたらもう一度身体の感覚レベルでチェックしてみてください。きっと重みや痛みを感じていた場所が和らいでいるか、感覚が多少変化している筈です。すると知らないうちに自然とそのことを手放している自分がいることに気づくと思います。逆に気分を上げたい時は、自分をあるがままに受け入れてくれる人(おばあちゃん、お母さん、親友など)を思い浮かべその人が過去に言ってくれた励ましの言葉を繰り返し自分に言って身体のどこでどう感じるのかを確かめてみてください。きっと胸が暖かくなっていたりと身体がしっかり反応している筈ですから、その感覚を日課として朝一番に感じて身体全体に広めてから1日を始めるとベストな状態の自分で毎日スタートできると思います。よろしければお試しくださいね。

身体を通して心の声を聴く。。。



心理カウンセリングというと、一見、目に見えにくい心の感情だけが焦点になると思われがちです。しかし、実際は、「こころと身体のつながり」もカウンセリングの大切な基盤のひとつと見られています。英語でbody never lies! (身体は嘘をつかない)というように、心と身体には密接なつながりがあり、人間の心理は、どんなにうまく隠したつもりでも、身体のどこかにそれが必ず表れる、ということです。

人生、色々な制約やルールがあって、なかなか自分のこころに忠実に生きづらいことも多いですよね。こころで辛さを感じていても、ついつい自分を叱咤激励して先へ進もうとしてしまいがちの方も多いのではと思います。こころの叫びをないがしろにしていると、そのストレスが、偏頭痛や肩こりとして身体に表れる他、過度になると不眠症や、ウツ、パニック障害、摂食障害などの症状として表れる場合も多くあります。そんな症状に気づいた時、「どうしよう」と不安に思うこともあるでしょう。

しかし、それらに気づき、自覚できるようになること、それこそが実は、ポジティブな方向へ進むための大切な第一ステップ。身体に表れた症状を「心からの大事なメッセージ」なのだと気づくことで、心の回復へ向けての大切な第一歩を踏み出してゆくことができるからです。心を癒し、回復へ導いてくれる力、それは、あなたの中に確実に存在しています。それを引き出すお手伝いをさせていただくのが、私のカウンセリングです。
「ちょっとおかしいぞ?もしかして...」と自覚したら早めにご連絡ください。「こころの風邪」ともいわれるウツも、早期対応で、より早い回復が望めます。あなたの「こころの声」は、あなたにしかわかりません。定期的に「こころの声」に耳を傾けてあげる時間をつくってあげてくださいね。

常識は正しい?



「常識」という言葉がありますが、世間一般の「常識」は、果たしていつも正しいのでしょうか?もちろん、人に迷惑をかけない、というような視点からは、「一般常識」をある程度意識することも必要かもしれません。しかし、世間とは関係のない自己の内部では、あなた自身の基準が優先されてもいいのではないでしょうか?たとえば、「男/女はこうあるべき」という虚像に縛られ無意識に従っている方も多くいらっしゃいます。一般に「常識」と思われているようなことをあえて考え直してみると多くの発見があることでしょう。「常識」は文化、伝統やテレビなどの考えがベースになっていたり、親の口癖が根源にあり、知らず知らずのうちに、「自己の中での確固たる信念」として従わざるを得ない条項と見なされてしまっているようです。

 一番多いのが「自分に厳しく」というポリシー。もちろん、自分に厳しいということは悪いことばかりではありませんが、「ほどほどに」ということを忘れて、「これでもか!」と自分を追いつめてしまうのはどうでしょう。「家事も仕事も完璧に!」とか「常に上を目指すべき!」という厳しい声がいつも聞こえてくる為、何をやっても満足できず、悪いところばかりが目についてしまうのです。そこで、改めて、その考えがどこから来ているのか、その考えのいいところ、悪いところ、また自分に有意義なのか、などを考えてみることで、世間一般の「常識」でなく、自分の個性に合った自己の「常識」を作り上げていけるのです。自分にとって一番大事なのは、あなたがのびのびとイキイキとできる環境ではないでしょうか?今からでも遅くありません。「人生に疲れてきた」とか「このごろ意欲が落ちた」という時こそが自己の「常識」を考え直すいいタイミングかもしれません。ちょっと小休止してチャンスに転換してみてはどうでしょうか。

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プロフィール

かおる

Author:かおる
父の転勤をきっかけに、シドニーに住み始めて38年の心理カウンセラー。シドニー湾沿いののどかな街の小さなカウンセリング・ルーム(+シティのタウンホールクリニック)で、みなさんだれもが持っている「自己本来の輝き」を取り戻せるようお手伝いさせていただいています。
専門は、個人またはカップルカウンセリング、家族カウンセリング。

カウンセリングルームの詳細はwww.eastsidecounselling.com.au
をご覧下さい。

夫と23歳のひとり息子、そして14歳の元気なおじいちゃんわんこ(パグとジャックラッセルのミックス犬)が家族です。

心の辛さ、って目に見えにくいので、意外と自覚しにくのかもしれませんね。だから、ケアを怠り、ついつい自分を叱咤激励して先へ先へ進もうとしてしまう方も多いのではと思います。
このページは、そんなあなたに「ちょっと、小休止」の機会となり、たまには、あなたの「こころ」から届くメッセージに耳を傾ける、きっかけになれば、と思います。
ブログを通じて、みなさんと一緒に「こころの癒し」や「自分を大事にすること」また、「自己セラピー」等について色々な角度から考えてみたいと思います。
ぜひお気軽にご意見や質問などお寄せください。
お待ちしています。

eastsidecounselling@bigpond.com

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